2010年8月31日火曜日

ブダペスト密室事件!?

チェコのプラハからハンガリーのブダペストまでは国際列車で移動しました。出発が12時くらいで到着が18時半のおよそ7時間の列車の旅です。リアル世界の車窓からですよ・・・!車内や列車のシステムに関しては別記事に書きますね~。

で、到着したら曇りなのもあってけっこう暗かったんです。
世界の車窓から・・・?
到着したKeletiという駅は広いんですが・・・なんか暗い!しかも英語表記が無い!!ハンガリー語わかんない!!!
妹と一緒なので平静を装ってはいましたが、内心汗だくです。チェコにいる間は英語ペラペラなノルウェー人のルームメイトも一緒だったのでぼけーっとしてても良かったのですが、いきなりの試練です・・・。

とりあえずインフォメーションに行ってATMの場所を聞く→銀行行く→ATM壊れてるorz→もっかい聞きに行く→ちょっと遠めのATMを教えてもらう→現地通貨ゲットという一連の行為を20kg超のキャリーをゴロゴロしながら成し遂げ、ホテルに向かうためタクシーを呼ぶことに。

ブダペストではぼったくりタクシーが多いらしく、タクシーは電話をかけて呼ぶのが確実だそう。実際駅前でいろんなドライバーに声をかけられました。ATMの場所を聞いたインフォメーションにタクシーを呼んでもらえるか聞いたところ、快く引き受けてくれました。3回も行ったのに親切に対応してくれてありがとう・・・!

待つこと15分ほどでタクシーが来たんですが、年配のおじさんで英語が全く通じず、お互いわたわた。ここで旅の指差し会話帳でなんとかコミュニケーションを取り、無事にホテルまで辿り着きました。言葉が通じないながらも優しく対応してくれたおじさんに感謝です。

やっとのことでたどり着いたホテル、ですが、

どこにあるかわからない。

あれ、あっち!?こっち!?でも通りの名前はこれであってるし・・・と再びわたわた。
また20kg超のキャリーをごろごろしながらうろうろしていたら看板を発見!!これじゃん!と思って入口まで行くも、真黒な鉄の扉があって入れない・・・orz

押しても引いても開く気配はなく、マンションに入口についているようなオートロックで管理されている模様。え、これどうすればいいの?なんか番号押せばいいの?でもそんなことホテルの予約の時にはなんも言われなかったよ?と再び大混乱(内心)

と!!前方から身なりの良いご婦人が!!
帰り際であろうご婦人が扉を開けてくれたので私たちは中に入ることに成功。よし、これでやっとホテルに行ける・・・と、思いきや。

どこがホテルかわかんない・・・!!

鉄の扉の中は雑居ビルのようになっており、扉はあるのですがどこにもホテルの看板がありません。うわ、やべーよここ間違った入口なんじゃん!?一回外でようか・・・


開 か な い OTZ


そーだこの扉オートロックだったじゃんうわー中入ったら最後これ出られない!?やばい!寒い!凍死!とひたすらパニック状態におちいったあと若干冷静になり、そうだ、ホテルに電話しよう。としたその時・・・前方から身なりのいいお兄さんが!!

一瞬英語通じないんじゃ・・・と思いましたが、なりふりかまってられない!と腹をくくり「Excuse me?」と話しかけたところ、

「Hello! What's up?^^」

と爽やかな返答。必死にここのホテルに行きたいんですけど、なんか間違ったところに入っちゃったみたいで・・・と説明。
しかしその返答は「や、ここであってるよ!^^」

・・・え?

お兄さんいわくホテルはここの建物の2Fにあるらしい。爽やかに「案内するよ!^^」と言われキャリーを持ってエレベーターに乗り込みました。なんだこの神は。

エレベーター内で本当にありがとうございますとお礼を述べ、和やかに会話しました。
「どっからきたの?^^」と聞かれたので日本人であることを告げると


「オー!ニッポン ノ オンナノコー!!^^」


と日本語で言われ、内心今日一番の驚き。事情はよくわかりませんが日本大好きなお兄さんだったようで、「僕がもし結婚するなら、それは日本の女性さ!ははは^^」と快心のハンガリアンジョークをかまされました。

最後の最後まで紳士で、ホテルの入り口の前まで案内したあと颯爽と去って行きました。

ハンガリー到着一日目にして若干トラブルに見舞われましたが、すべての局面で優しいハンガリー人に助けてもらいました。一日目からこんな調子で大丈夫かよ、と我ながら心配になりましたが、こんな調子で一年なんとかやってくんだろうなぁ、とぼんやりと思ったのでした。


今日の教訓
・ハンガリー語は必死で勉強する
・いくら下調べしても現地につかないとわからないことは多い
・恥などかき捨て人に聞く
・指差し会話帳、地球の歩き方は非英語圏で必須

しかしあの時お兄さんが通りかかってくれなかったらリアルに凍死してたよなぁー。今だから笑えるよねーと妹と話し、お兄さんをジーザスと呼ぶことに決定。いや、名前聞いたんですけど発音よくわからなくて聞き取れなかっただけなんですが・・・。でもあのお兄さん去り際に「チャオ!^^」って言ってたから、もしかしたらハンガリー人じゃないかもしれないです笑



2010年8月27日金曜日

旅のお役立ち情報

旅行の際の情報収集はいくらやっても尽きないものです。

私の場合も情報収集はインターネットや地球の歩き方などの各ガイドブックを参考にしましたが、実際に体験してみてわかったことが多く、その体験を自分の覚書としても記録したいと思います。

旅慣れた方には当たり前のことも多々あるでしょうが、海外ビギナーの私にとってはすべてが初体験です。書き記したことがどなたかのお役にたてれば幸いです。

2010年8月25日水曜日

ベルゲンにて





















一週間くらいごやっかいになったルームメイトのおうちはここ、ノルウェー第二の都市ベルゲン。世界遺産にも登録されている美しい港町で、海に見下ろす山あいに色とりどりの家が並んでいます。


















ベルゲンは世界遺産に登録されているだけあって賑やかな観光地だけど、住宅街に入ると朝も夜も静か。私たちが滞在した期間は運よく晴れが続いたけれど、ベルゲンは『雨の街』とよばれ、雨の日が多いんだそう。

ノルウェー語は全く分からなかったけど、落ち着いたトーンで、耳触りの良い言葉だと思う。

ベルゲンに来て思ったのは空間の広さ。日本よりも人口が少ないのもあってか、家も大きい。人もずっと大きいのだけれど。


海と山に囲まれ、すごく気持ちのいい所で暮らしているからか、大らかで優しい人が多かった。ルームメイトのおうちにすごく良くしていただいたのもあるけれど、買い物の時によく思った。


みんな笑顔で対応してくれるし、こちらがノルウェー語が通じないと分かると、すぐに英語に切り替えて身振りで説明してくれる。全く英語の話せない妹も同行していたけれど、きちんと和やかに接してくれた。


フィヨルドで釣りをしたり、毎日美味しいものをいただいていたらあっという間に一週間がすぎた。








最後の朝、パパに挨拶したときにこみ上げるものがあって、ぼろぼろ泣いてしまった。だって、ご飯もご馳走になって、ずっとお世話になりっぱなしだったのに別れ際にちょっと涙ぐんでくれたのだ。

Thank youぐらいしか言えなかった。

その時心の底から勉強したいと思った。

自分には伝えたい気持ちがあっても、いつも言葉が出てこない。言葉じゃないもので伝わることもたくさんあるし、だからこそパパやママとも仲良くなることができたのだけど、ちゃんとした言葉が欲しい。私は自分の感謝や感動を涙でしか語れなかった。もっと十分で適切な自分の言葉で、自分がどれほどよくしていただいたか伝えたかった。


ヨーロッパに来て最初の出会いで、最初のお別れだった。とてもいい出会いで、たくさんの事を教えてもらったお別れだった。

















雨の街の最後の日はやっぱり雨で、なんだか自分の気持ちと重なって、余計に涙が止まらなかった。


次の旅の目的地はチェコ、プラハ。See you again, Bergen!





2010年8月22日日曜日

これからの旅の予定

旅の日程が決まりましたー

例によって深くまで物事を考えないわたくしなので、旅の日程を決めずに出発。ノルウェーのルームメイト宅で厚遇されておりました…が、これからどこへ旅するのか決めました!

ノルウェー(ベルゲン)8日間
↓ののちに
チェコ(プラハ)4日間をルームメイトと共に旅した
↓のちに
ハンガリー(ブダペスト)4日間観光
↓してから
大学のあるペーチに向かいます!

ベルゲン-プラハ間は飛行機で、プラハ-ブダペスト間は鉄道で移動します!鉄道で言い方あってるかは不明ですが、世界の車窓からですよー!わくわく^^テーマソングが頭から離れない!

















ハンガリーの方はのんびりなのか、大学とのやりとりも結構ゆっくり。というか適当・・・笑
ブダペストの飛行場から大学までバスで送迎してくれるとのことで、3回くらい希望の日時を送っていたのですが返事がなく、内心かなり焦っていたのですが・・・。昨日返事が来て、希望の日時で問題ないらしいのでひとまず大学までの道のりも確定で安心です。

さて、私のしあわせすぎる夏休みの日程も決まり、ますます一日一日を大切にしなくてはと思います。

週末はルームメイトの別荘で過ごしておりました。へへー!いいだろー!^^

2010年8月16日月曜日

ヨーロッパ入りしました

最初の目的地はノルウェーのベルゲンです。ルームメイトのおうちに遊びに行くのだー(^ω^)
KLMオランダ航空を利用したので、アムステルダム経由で行きます。























フライト時間はなんと合計15時間…。ほぼ飛行機と飛行場で一日を終えます。
今までの海外経験はアジア(の途上国)を中心だったので、長時間フライトは始めて。機内食も昼夜二回でました。

おひるはこんな感じ↓
















・ふにゃふにゃのパスタ
・チキンのクリームソース
・カニかまサラダ(?)
・なんか茶色いパン
・なんか甘いデザート
飲み物はしっかりワインいただきました。まぁそこはね。
カニかまサラダなんですが、野菜とかなくて、カニかまほぐしたやつをマヨで和えただけで、大根入れたくなりました。全体的にハイカロリー。

夕ごはんは寝過ごして食べられませんでした…。爆睡してたらもうアムステルダム、Schiphol空港に着いてました(笑)

ヨーロッパでも有数の国際空港なだけあって、とにかく広い!
施設も充実していて、美術館や図書館もありました。
















残念ながら美術館は工事中…。もちろん入館無料!



















図書館には検索用のiPadが。ぜ、ぜいたく…。空港にはそこらじゅうにwifi飛んでます。

そばには子供向けの遊び場もあって、長時間の滞在も楽しめそうでした。今回は乗り継ぎだけでしたが、オランダにも来てみたいなぁー























お土産屋さんのチーズ!食べてみたーい!!

ではでは今度はノルウェーに向け出発です。

2010年8月15日日曜日

明日出国!

いよいよ明日成田から出国します。

ハンガリーのペーチ大学にいまから一年間留学するのですが、まだ実感わきません・・・笑
とりあえずお金とパスポートがあればなんとかなるかなぁ。

留学が決まったのは半年前でしたが、この半年はあっという間にすぎ、もう前日です。
特にここ2.3週間は早かったな~。ありがたいことに毎日何かと予定が入り、たくさんの方に激励していただきました。

皆さまの応援に応え、自分が後悔しないような一年にしなくては。とりあえずのゴールは、ハンガリーでも盛大に見送ってもらえるようにいい友人をたくさん作ることかなぁー( ΘωΘ )笑


あとはアンテナの感度を高めること!

ペーチではアートの勉強ができるので精を出してたくさんの事を吸収してきたいなー。陶芸の授業とかも取れるみたいなんですが、最低開講人数が1人なので下手したらマンツーで修行できますw

ライフワークであるかわいい物ハントもしまくるぞー!
相棒は旅するマーケット代表からいただいた、幸せを運ぶ(かもしれない)青い鳥のトランコです。



トランコという名前の由来は旅するマーケットのマーク、トランクケースから。

はー、明日は飛行機だー。重力がたのしみ。